ハンガリー(中国人の街)
ブダペストは、ガラの悪いペスト地区と、品の良いブダ地区がある。
ドナウ川をはさんで、右側がペスト地区で、左側がブダ地区だ。
ペスト地区の中でも8区と9区が特にガラが悪いとされていて、僕はその8区に住んでいる。
確かに、質の悪い人がいる。今日、アラブ系の若者が、信号待ちをしているおばあさんや浮浪者をからかったりしているのを観たりした。
どうも、8区は家賃が安くて、よその国の人が住み着きやすく、住み着いたものの、人種差別がキツい(中東アラブ系、アジア系がスーパーなどの小売店で働いているのを観たことが無い。たぶん雇ってもらえないのだ)ので、元気な若者はガラが悪くなるのだろうと推測している。
そんなよそ者が集う中でも、すぐれたマーケッターである中国人達は、すごい。
8区に中国人の街を築いている。写真では分からないけど、かなり規模がデカい。
古い工場の跡地の周りには中国人の服屋がたくさんある。大抵の服は値段が付いてない。要交渉ってのだろう。値段が付いてても激安プライスだ。
工場の跡地を買い取って彼らは、中古車売り場をやってた。
彼らの歌謡イベントもある。
強みを見出し道を切り開いていく中国人の姿勢は立派だ。
僕の実家(富山県)でも、コンビニ跡地に台湾ラーメン屋(実際は台湾人で無くて中国人がやっている)ができて、地元の他の料理屋が壊滅の危機にある。
彼らの強みを活かすセンスというか、何でもあり感はバイタリティに富む。
商売は、彼らから学ぶべきだ。
ブダペストの寿司屋も何件かあるけど、たぶん中国人が働いて握っているのだ。